ビタミンDは、ビタミンの一種であり、ローヤルゼリーにも含まれています。では、そもそもビタミンDとはなんでしょう。ビタミンDは脂溶性ビタミンに分類されます。ビタミンDはさらにビタミンD2とビタミンD3に分けられます。ビタミンD2は植物に、ビタミンD3は動物に多く含まれ、ヒトではビタミンD3が重要な働きを果たしています。ちなみにビタミンD1はビタミンD2を主成分とする混合物に対して誤って与えられた名称であるため、現在は用いられていません。機能ですが、ビタミンDは丈夫で健康な骨を作る働きをします。丈夫な骨は常に骨代謝によって新しく造られ続けなければならないので、ビタミンDは破骨細胞を活性化して骨を壊し、骨芽細胞を活性化して骨を作ります。またビタミンDは、リモデリングに必要なカルシウムを血中に動員するために腎臓でのカルシウムの再吸収を促進し、腎臓からの排泄を抑制し、骨代謝を吸収側に傾ける副甲状腺ホルモンを抑制します。作用機構および機能の多様性から、ビタミンAとともにホルモンに分類されることもあります。ビタミンD2の前駆物質であるプロビタミンDはシイタケに、ビタミンD3は魚類の肝臓に多く含有されており、平成16年の国民健康・栄養調査では、男性で平均8.3μg、女性で平均7.5μg、必要量を摂取しているとされます。動物では、コレステロールが代謝を受けてプロビタミンD3(7-デヒドロコレステロール)となったあと、皮膚上で紫外線を受けてプレビタミンD3((6Z)-タカルシオール)、続いてビタミンD3へと変わり、さらに肝臓で代謝を受け 25-ヒドロキシビタミンD3へと変化し、最終的に腎臓で代謝されて活性型ビタミンD3(1,25-ジヒドロキシビタミンD3)となります。ビタミンDが欠乏すると日照不足や過度な紫外線対策、肝障害、腎障害によりビタミンD3が不足し、くる病、骨軟化症が引き起こされることがあります。活性型ビタミンD3は、血中カルシウム濃度の上昇作用を利用して副甲状腺機能低下症の治療に用いられています。また、イタイイタイ病は、ビタミンDの大量投与によりある程度症状が和らぐとされています。
