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ローヤルゼリーとビタミンK

その成分中にビタミンKを含むローヤルゼリーですが、そもそもビタミンKとはなんでしょう。生体内でのビタミンKの役割ですが、胆汁酸や膵液と混合され小腸から吸収され肝臓に運ばれ肝臓で合成され、骨の石灰化調節因子となるタンパク質や血液凝固に必要なタンパク性の凝固因子に関与しています。 産科では、出生時、出生1週間、一か月健診時などのタイミングでビタミンKシロップを赤ちゃんに投与しています。生体内でのビタミンKの主な作用ですが血液凝固や止血作用、骨へのカルシウムの定着作用などがあります。所要量として成人男子は65μg、成人女子は55μg、許容上限摂取量として30,000μgです。通常の食生活で充分に摂取され、また、腸内細菌叢による供給もあるため、欠乏症に陥ることはまずありません。しかし抗生物質の投与による腸内細菌の減少や何らかの吸収障害により欠乏状態に陥ることがあるので要注意です。欠乏症状としては血液凝固能の低下や新生児の低プロトロンビン血症、新生児・乳児のビタミンK欠乏性頭蓋内出血、新生児・乳児の腸内出血、新生児メレナなどです。具体的にはタール様の黒色便が見られます。慢性的に欠乏すると、骨粗鬆症や骨折を起こします。過剰摂取の場合ですが、妊婦への過剰投与で母子共に溶血性貧血、過ビリルビン血症が見られることがあります。ビタミンK製剤は抗血液凝固薬ワルファリンとは拮抗する成分であり、ワーファリゼーションを行っている場合、ビタミンKの摂取は禁忌です。また、ワルファリンを服用している場合、納豆・青汁・クロレラなどの摂取について、必ず医師と相談してください。納豆やほうれん草、春菊、それにコマツナや青汁に多く含まれています。

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