ローヤルゼリーは様々な効果・効能を有します。そしてインフルエンザに対する予防効果までもあると言われています。ここではインフルエンザのワクチンについて詳しく見てみましょう。インフルエンザワクチンは身体の免疫機構を利用し、ウイルスを分解・精製したHA蛋白などの成分を体内に入れることで抗体を作らせます。そして本物のウイルスが入ってきても感染させないようにするわけです。また、ワクチンの接種により仮にインフルエンザにかかったとしても軽症で済むとされていますが、個人差や流行株とワクチン株との抗原性の違いにより、必ずしも十分な効果が得られない場合もあります。投与手段は皮下注射や筋肉注射ですが、米国では鼻噴霧式のものも認可されています。効果は免疫力に比例するため、青年者にはもっとも効果が高いのですが、若齢者や高齢者は免疫力が低いので効果も低くなります。また過労やストレス、睡眠不足や不摂生な生活においては身体の免疫力そのものが低下するのでワクチンを接種したから大丈夫と過信してはいけません。生活習慣の改善が先決です。また、ワクチンの製造には6ヶ月程度かかるため、冬に流行するウイルス株を正確に予測することは難しいのです。ウイルス株が変異していればその効果は低下しますが、アフィニティーマチュレーション(=抗原結合能成熟)によって、ある程度の免疫効果は期待できます。これは弱毒生ワクチンよりも不活化ワクチンの方が効果があるとされています。しかし抗原型の一致・不一致にかかわらず、もともと免疫のない若齢者では弱毒生ワクチンの方が有効とされています。感染歴のある成人では、交差免疫により生ワクチンウイルスが増殖する前に排除されてしまい、免疫がつかないこともあります。このような場合、不活化ワクチンの方が高い効果が得られます。ワクチンの接種料金は3?6000円。これは医療機関によって異なり、健康保険の法定給付の対象外です。健康保険組合や国民健康保険組合等では保険者独自の給付として、被保険者や世帯主に対し接種費用の助成を行う場合もあります。又、65歳以上の高齢者、60?64歳で心臓、腎臓、呼吸器の機能に障害があり、身の周りの生活を極度に制限される人やヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な人については予防接種法上の定期接種に指定されており、多くの自治体で公費助成が行われているのが現状です。日本では年末、インフルエンザワクチンの品不足が毎年のように起きていますが、これは一部の医療機関による買い占めが原因で返品制度に問題があると言われてきたのですが、販売元がワクチンをワクチンメーカーから買取り制にしたり、一部流通分を不足した場合に融通するため確保しておくなどの努力の結果、解消されつつあります。現行の皮下接種ワクチンは感染予防より重症化の防止に重点が置かれた予防法であり、健康な成人でも感染防御レベルの免疫を獲得できる割合は70%弱(同時期に2度接種した場合は90%程度まで)です。なお、感染防御レベルの免疫を得られなかった者の中で発症しても重症化しないレベルの免疫を獲得している割合は80%程度です。100万接種あたり1件程度は重篤な副作用の危険性があることなども認識しなければなりません。なお、免疫が未発達な乳幼児では発症を予防できる程度の免疫を獲得できる割合は20-30%とされ、接種にかかる費用対効果の問題や数百万接種に1回程度は重篤な後遺症を残す場合があることを認識した上で接種をうける必要があります。アメリカの米家族医学会では「2歳以上で健康な小児」への接種を推奨しています。乳幼児の予防のためには、本人がワクチンの接種を受けるより、家族がまず接種を受け、その後、家族内でうつさない、流行させない体制を作る方が有効といえるでしょう。インフルエンザワクチンの接種不適当者)は1.明らかな発熱している人、2.重篤な急性疾患にかかっている人、3.ワクチン投与によりアナフィラキシーを起こすことが明らかな人などです。その他にも循環器、肝臓、腎疾患などの基礎疾患がある人もや痙攣を起こしたことのある人、気管支喘息の患者、免疫不全患者などは接種に注意が必要な「要注意者」とされています。かつてはこれらのような患者には予防接種を「してはならない」という考え方がありましたが、現在ではこれらの患者こそインフルエンザ罹患時に重症化するリスクの大きい患者であり、予防接種のメリットがリスクよりも大きいと考えられています。インフルエンザワクチンは不活化ワクチンであるため、免疫不全患者に接種してもワクチンに対して感染を起こす心配はありません。しかし、効果が落ちる可能性はあります。また、インフルエンザワクチンは鶏卵アレルギーの患者にも接種の際に注意が必要であるとされ、一部の施設では接種自体行っておりません。この点についても施設によっては皮内テストなどを行った上で接種する、2回に分割して接種する、エピネフリンおよび副腎皮質ステロイド製剤を準備した上で慎重な観察の下に接種するなどの工夫をして接種を行っているのが現状です。かつては日本でも学校で集団接種が行われていましたが、鶏卵アレルギーの問題のため、現在は任意接種となっています。インフルエンザ自体に対する集団接種の効果はある程度はあるものの、費用対効果あるいはリスク対効果の点では不明です。
Top > インフルエンザについて > インフルエンザワクチン
スポンサードリンク
インフルエンザワクチン
< 前の記事 ローヤルゼリーと飲み方 | トップページ | 次の記事 乳がん、現在推奨されている治療様式 >
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://gakizaru8.que.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/647
