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薬理報告?癌作用と抗菌作用など

ローヤルゼリーのエーテル可溶部分であるω-ヒドロキシ-?2-デセン酸は移植性のAKR白血病、6C3HEDリンパ癌、TA3乳腺癌および多種のエールリッヒ腹水癌などの癌細胞の成長を強烈に抑制する作用があり、癌にかかったネズミを、対照群は生存日数がわずか21日であるのに対し、1年間生かすことができました。イタリアバチの幼虫のローヤルゼリーを用いると、エールリッヒ腹水癌のネズミに延命効果があり、腹水の発現が比較的遅れ、癌細胞の成長に退行性変化があらわれます。次に抗菌作用として、ω-ヒドロキシ-?2-デセン酸の化膿球菌に対する抑制作用は、ペニシリンの約25%であり、大腸菌に対する抑制作用はクロルテトラサイクリンの約20%、黄色ブドウ球菌に対する抑制作用はペニシリンに及ばないものの、室温の場合、保存時間に従って効果が落ちます。グラム陽性菌に対する作用は陰性菌の2倍でした。その他、マウスにローヤルゼリーを腹腔内注射すると鎮痛作用がありました。ウサギ、ラット、マウス、モルモットの摘出腸に対しては、強烈な収縮を引き起こし、アトロピンはこれに拮抗します。また摘出子宮にも収縮作用を示しますが、大量投与の場合は抑制されました。ローヤルゼリーはマウス、ウサギ、イヌ、ネコに対し、いずれも毒性を持ちません。しかし大量のビタミンとホルモンを含むため、量が多過ぎる場合、中毒を招くことがあります。まれにマウス、モルモットにアレルギー反応の起こすことがありますが、100℃で15分間、3回加熱するだけでそのアレルギー作用は消失します。

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