ローヤルゼリーやプロポリスなど、蜂の生産物を扱う方はその商品をミツバチからの贈り物と表現しますが、本来ミツバチたちが生きていく為にせっせと築き上げたコロニーを人間が横取りしているのです。横取りされたミツバチたちは、強力なバリケードが無くなってしまったので、生きていく為にまたプロポリスを生産し始めます。この営みは、地球の自然環境が保たれている限り、これから先も永遠に続くでしょう。ミツバチの歴史は人類の歴史という諺がヨーロッパにありますが、それほど人間とミツバチは遠い昔から長い歴史があります。スペインで発見された紀元前6千年頃の洞窟壁画には、蜂の巣から蜂蜜を採取する風景が描かれています。古代エジプトでは養蜂業も誕生し、蜂蜜を利用するだけではなくミツバチの生産物をミイラなどの防腐剤として使い、ヨーロッパでは古くからの民間薬としても利用してきました。人間との関係が長く、ミツバチのその優れた能力ですが、まだまだミツバチには未知の能力や可能性があります。何故なら人間ですら紀元前の頃に比べれば遥かに進歩しているのです。ミツバチの生産物の中でも特にローヤルゼリーが優れているといえるのは、古代エジプトの時代からローヤルゼリーを生産し、それを人間が利用する為に奪ったとしても、その姿や形を変えず、絶えず生産し続け、彼ら自身も生き延びてきたという事実が証明しています。今後とも私たちがミツバチに期待できることは、まだまだ数多くあるはずです。ただ今後、ローヤルゼリーなどをミツバチからいただくのであれば、彼らの仕事場でもあり、我々人間との共存の場である自然環境を私たち人間の手で勝手に破壊するのだけは辞めなければなりません。
