ミツバチの生産物といえば真っ先にハチミツです。ミツバチの生産物としてもっともポピュラーなものです。蜂蜜はどうやって出来るのでしょう。蜂蜜とは働き蜂が集めてきた花の蜜をまず胃の近くにある蜜嚢というところに蓄えて巣に持ち帰り、巣で待っていた別の働き蜂に口移しします。この時、体内の転化酵素の働きによってショ糖からブドウ糖及び果糖へと変化します。そして更に貯蔵室に運ばれ、水分を羽ばたきによってコントロールして、適度な濃度になった物が蜂蜜となるのです。次にローヤルゼリーです。ローヤルゼリーはまさに女王蜂の主食で、働き蜂の集めた花粉を若くて生きの良い働き蜂がそれを食べ、腸で吸収して、頭のところにある咽頭腺から分泌された物です。主成分はタンパク質、脂質、糖質の他、アミノ酸、各種ビタミン、ミネラルを含んでいます。その他、アセチルコリンという生体の抵抗力を強化すると言われる物質も含まれています。女王蜂だけが食することの出来るローヤルゼリーですが、これのお陰で働き蜂に比べて体の大きさで3倍、寿命で30倍も長生きできる訳です。そしてプロポリスです。プロポリスは、ミツバチが木の芽や樹皮から樹液を集め、その樹液とミツバチの分泌する唾液の強力な酵素が混ぜ合わさってできる物質のことです。ミツバチはプロポリスを巣の入り口に塗り付け、巣の中に外部からバクテリアやウイルスが侵入してくるのを防いでいます。抗菌殺菌作用があると言われるのもこの為です。ミツバチは自分たちが生きていくために、そして自分たちの子孫繁栄のためにこのような生産物を使い分けるのですが、蜂蜜やローヤルゼリーはそれらを食することによって彼らの生命を維持するための物であるのに対し、プロポリスは彼らを脅かすバクテリアやウイルスなどの外敵から身を守る為の物質であるというところが大きな違いです。
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ミツバチ?その生産物
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