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ローヤルゼリーとバイオエネルギー

そもそもバイオ燃料とは生物体の持つエネルギーを利用したアルコール燃料のことです。石油のような枯渇性資源を代替しうる非枯渇性資源として注目されているほか、二酸化炭素の総排出量が増えないと言われていることから石油燃料の代替物として注目されています。材料として、トウモロコシ、サトウキビ、食用油、木材、糞尿、おがくずやトウモロコシの茎といった有機廃棄物など多岐にわたり、それらからアルコール燃料を作る方式はメタンガスの生産と共によく行われている方法です。日本では、2007年よりバイオエタノールを含んだガソリンの試験販売が開始されており、ガソリン価格の高騰や地球温暖化への関心の高まりを受け注目されています。バイオ燃料E85は、通常のガソリンよりも二酸化炭素の排出が70%少ないうえ、価格もガソリンが1リットルあたり1.6ユーロのところ0.8ユーロと割安です。バイオ燃料が普及しているブラジルでは2007年5月、トヨタ自動車がバイオ燃料の使用が可能な自動車を発売しました。また、「おから」を原料にしたバイオエタノール精製への取り組みも行われており、静岡油化工業株式会社は、2008年3月から、現在産業廃棄物として処理されている「おから」を再利用したバイオ燃料の製造を開始しています。課題としては、バイオ燃料が普及する、あるいは増産するに当たり、バイオ燃料は植物を利用するため大量に増産するには当然ながら作物が大量に必要となりますが、特に政策などで推奨するなどしない限り、作物の耕作面積が急速に増えることはありえません。そのため、現在の生産量の中から穀物を利用するわけですが、全体的な生産量が上がっていない状態で需要だけが伸びることにより、穀物の値段が上がったり、あるいは不足するのではないかという懸念があります。また、バイオ燃料に使用される作物への転作が行われることで、バイオ燃料としては不向きな作物でさえもが高騰し不足に陥る可能性があります。特に日本の場合、食料自給率は40%程度であり、燃料に回す分があるのかという指摘もあります。食用作物以外での生産技術の開発が望まれている状況です。現時点ではローヤルゼリーを用いた燃料は未開発の段階ですが、トウモロコシ、サトウキビ、食用油、木材、糞尿などと比べてもその可能性は十分にあり得ることでしょう。量的に大量生産が難しく、コストが高くなると言う心配もありますが、ローヤルゼリーだけを燃料とせず、配合することによって、その秘めたるエネルギーを引き出すという発想ならば使用する量も抑えられることでしょう。夢のエネルギーのひとつとして是非期待したいものです。

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